リビングトラスト(Living Trust)は「生前信託」と日本語では訳されています。
生きているうちに、信じて託す。アメリカでは一般的に行われている財産設計です。若い方たちでも家を購入すると同時に作る方も多くいらっしゃいます。
リビングトラストを作ることによって、死後、自分の財産を好きな人に、子孫に、場合によっては人間以外の場合もありますが、きちんと残すことができます。節税にもなります。遺言書だけではその役目を果たすのは難しいです。
リビングトラストは、生きている間は変更可能ですし、財産の出し入れも自由にできます。作った後に家を購入した場合、必ずトラストの名前にしましょう。買ってからでもトラストに入れることは可能です。
日本人の方で「自分が死んだ後のことは知らないよ」などとおっしゃる方をお見受けしますが、亡くなった後でご自分のアメリカにある財産がすべて明かされ、遺産相続がスムーズに行かず、自分の家族がトラブルに巻き込まれるのをあの世からご覧になるのは辛いと思います・・・。
日本にお住いの方でもアメリカに財産をお持ちの方は、このリビングトラストをきちんと作っておかなければ、相続の際にトラブルになってしまいますので、ご注意くださいませ!
リビングトラストについての詳細をお知りになりたい方は、どうぞお問合せ下さい。
タカタ法律事務所代表のTimothy D. Takata弁護士が書いたトラストについての小冊子(2019年度版)を無料でお送りいたします。
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