アメリカのつなぎ予算がなかなか合意にならないことが連日日本でも報道されていますね。
合意に至らないことで、政府の一部の機関が閉鎖に追い込まれているとか、、、、
アメリカの移民ビザや就労ビザを扱っているアメリカ移民局、Department of Homeland Securityの中のUS Citizenship and Immigration Services、いわゆるUSCISによると、この問題による影響はほぼないが、ごく一部には、適切な予算が配分されるまで延期、または終了するものもあるかもしれません、と発表しています。それは以下のものです。
- EB5プログラム(投資による永住権申請プログラム)
- E- verify
- Conrad 30 J-1 プログラム
- Non-minister宗教家のための永住権
今回の影響がないとはいえ、移民局の審査はこの1年で、ずいぶん長引いているようです。
アメリカ国内で就労ビザから永住権へのステータス変更の際に一緒に申請する「労働許可書」と「渡航許可書」は90日以内で発行されています。と、移民局も発表していますが、実際のところ5か月経っても発行されない方もいらっしゃいます。永住権もいつになるのでしょうか?
米国への帰化申請、市民権の申請も半年前までは6か月でしたが、いまでは1年です。
リエントリー・パミットは3か月から今は6か月。
日本の駐在員の方がよく申請されるLビザは長い間1か月で審査されていましたが、今は3か月もかかります。また、数年前からの傾向ですが、Lビザの審査はとても厳しいものになりました。
申請料も高騰しています。
リエントリー・パミットは、360ドルから575ドルへ。
EB-5(投資家ビザ)は、1,500ドルから3,675ドルへ。
リムーブ・コンディションは、505ドルから595ドルへ。
ビザ受領不適格の免除申請、というあまり聞きなれないものも、200ドルから715ドルへ。
などなど。
高くするなら、もっと迅速に審査を行ってほしいものですね。