ESTA(エスタ)の申請 ①業者サイトにご用心

ESTAとは、Electronic System for Travel Authorizationの略で、日本語では「電子旅行認証システム」といって、米国国土安全保障省(U.S. Department of Homeland Security)管轄の登録システムのことです。2009年に義務化されてから、今年で10年が経ちました。すでに多くの方が申請を経験されているのではないでしょうか?

申請はインターネットを日常的に利用されている方ならアメリカ大使館のホームページを通して問題なくできるはずです。

子育てが一段落してやっと自分一人の時間を持てたと喜んでいた友人が久々のアメリカ旅行を決め、先日「ESTAの申請を行ったところ、84ドル支払ってしまった!時すでに遅し(涙)」 と連絡がありました。

アメリカ大使館のホームページからだと実は14ドルで済むんです・・・。

確かに「エスタ申請」とグーグルサーチすると最初に出てくるのは業者のサイトでした。AD(広告)マークがあっても見逃してクリックしてしまうと、ESTA登録をそのホームページでどんどん進んでやってしまうのも理解できなくもありません。

友人はキャンセルを試みようとしたのですが、その業者からは、ESTA申請料の14ドルと手数料の20ドルは返金不可、差額分の50ドルは返金できるという返事が来たとのことですが、面倒なので今回は高い授業料を支払ったと思って諦める、ということでした。

グーグル・サーチをする際には、「エスタ」と日本語でタイプせず、「ESTA」とやってみると最初に米国国土安全保障省のESTA申請サイトが出てきますので、できれば「ESTA」と英語で入力されることをお勧めします。

米国政府のウェブサイトからの申請はハードルが高いと思う方もいらっしゃるかな?そんなことはないと思います。

公式ESTA(エスタ)申請はこちらからどうぞ。

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