リエントリー・パミット(Reentry Permit)

リエントリー・パミットはアメリカへの再入国を許可してもらうためのパスポートです。

一度アメリカの永住権を取得するとそれを維持するためには、アメリカに住み続けなければいけません。180日間、半年でもアメリカ国外に滞在してしまうと戻りの空港で入国係官に色々と面倒なことを聞かれること間違いないでしょう。

1回目はなんとか切り抜けても、続いて2度目はセカンドインスペクションに連れて行かれて永住権のはく奪、なんていうことも可能性ありですので、お気をつけください。

その可能性がありそうな方、リエントリー・パミットを申請しましょう。

出国予定が決まったら、1か月前には申請を行ってください。

申請書類を米国移民局へ送付する時には必ず米国内に滞在していなければいけません。

申請を行ってからの手続きとしては、居住地の近くの移民局の出先機関であるアプリケーション・サポート・センター(ASC)で指紋と顔写真をとる必要があります。その手続きが終わればいつでも出国することができます。リエントリー・パミットが届く前でも大丈夫です。

リエントリー・パミットは発行から2年間有効ですので、次に米国へ入るのが仮にその有効期限ぎりぎりでもおとがめはありません。

意外に2年なんてあっという間です!

再申請も可能ですが、その時にはまた米国滞在中に申請手続きと指紋/顔写真をとる手続きを行わなければいけませんので、そのための飛行機代、滞在費、弁護士料、申請料が必要になります。

ちなみに、申請料も値上がりし続けていて、現在の申請料は575ドルプラス14歳から79歳までの方は85ドルの指紋料金がかかります。

いったんアメリカを離れた方が永住権を維持するのはとても面倒なことなのです。

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