事例5 (Jビザの申請)

Jビザはインターンシップまたはトレイニーのためのビザで、アメリカ国務省(US Department of States)が管轄しているエクスチェンジ・ビジター・プログラムです。カナダやオーストラリアで認められているワーキングホリデーのアメリカ版という印象もありますが、様々な面でワーキングホリデーとは異なり、取得もそう簡単ではありません。最低4か月、ビジネストレイニーの場合は最大で1年半の就労ができます。本人がJ-1を取得できれば、家族も一緒にビザ(J-2)が取得でき、J-2を持つ配偶者もその間の就労やアダルトスクールなどの学校に通うことが可能です。

Jビザを申請してもらう側はもちろん、受け入れる側(スポンサー企業)の事前チェックも当然ながらあります。

先日はアメリカ支社へ1年半トレイニーを派遣したいという日本企業さんからのご依頼で、まずはトレイニーの候補の方がJビザ取得可能かどうかを確認するところから始まり、滞在中のトレーニング・プログラムの考案、DS-2019の申請、大使館でのビザの準備までのおよそ3か月間お手伝いさせていただきました。現在その方はアメリカ滞在4か月目を迎え、楽しくお過ごしのようです。仕事はほぼすべて英語なので最初は大変だったけど、それも徐々に慣れてきて、先日は一緒に働くアメリカ人の同僚たちと一緒にドジャースの試合を観に行かれたとご連絡がありました!

Jビザは「アメリカで働く」ということに脚光が浴びやすいのですが、本来はエクスチェンジ・ビジター・プログラムですので、文化交流という側面もあり、トレーニングプログラムの中には滞在中にはどのような文化交流を行うのか、ということも盛り込む必要があります。

Jビザの細かい内容はここで書き出すと長くなるので割愛させていただきますが、アメリカで働きながらの滞在体験してみたい、というお考えの方がいらっしゃればぜひご相談ください。貴女に合ったスポンサーも見つけることができるかもしれません。

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